呼吸法 ― 2008年12月03日

陰陽師の呼吸法について述べる。

「呼」は息を吐くこと。
すなわち、身中の陰を減ずること。

「吸」は息を吸うこと。
すなわち、身中に陰を増やすこと。

自己の陰陽を計り、「呼」と「吸」の量と質を決める。

自己が陰ならば、「呼」を多くする。
陽ならば、「吸」を多くする。

自己が陰ならば、海のそばで、「吸」を摂る。
陽ならば、山中で、「吸」を摂る。

人は、
食(味覚)、呼吸(嗅覚)、環境(視覚、聴覚、触覚)を以て、
自己の陰陽を調整する。

巷間の呼吸法には、個人別の方法という考えが全くない。
正しい、一般的な呼吸法があるようなことを言う。

食物や薬と同じで、
人ごとに、目的ごとに、摂るものは異なる。

2009年決意 「無為而無不為」 ― 2008年12月26日

2009年の決意は「損之又損、以至於無爲」 老子48章

忘知第四十八
爲學日益、爲道日損。損之又損、以至於無爲。
無爲而無不爲。取天下常以無事。及其有事、不足以取天下。


損之又損。以至於無為。損を以て、無為に至る。

損とは、道を守る努力を続けて、行為の規範が少なくなること。
欲が少なくなるから、規範が減る。

益とは、学んで規範が増えること。
学は違いを細分化し、結果、規範を増やしてしまう。

道(陰陽法)を守る努力をすれば、
脳の論理優先から脱却できる。
そうすれば、不可能も可能もない。
なぜなら可能、不可能は脳の判断。陰陽法は身体の反応。

無為こそ、不為を無くすと老子は言う。

無為とは、脳の論理優先を止めること。

李成根著『謎言葉の書 「老子」』を座右書としている。
陰陽道に長けた著者の独自の見解が心地よい。

参考:http://kanbun.info/shibu02/roushi48.html
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