「道法自然」 老子 道経上篇25章より ― 2005年03月01日
「道」は自然に法る。
「道」とは、陰陽消長の原理である。
この変化の法則を会得してしまうと、生きることが磐石となる。
そうなると、変化の根源が見えてくる。
どんなことでも、その変化を予測することが出来るようになる。
勿論、当たり外れがあることはしょうがない。会得の度合いがまだまだと思うしかない。
この「道」を会得するには、自分でやるしかない。人から教わるわけにも行かぬ。
地道な努力、経験の積み重ねの中で会得するしかない。
ひとつのヒント:自然の姿を見つめることが会得の早道である。
「道」は自然に法(のっと)る。
養老孟司・「脳と魂」の玄侑宗久「孟母四遷して」を読んで記す。