何が問題か ― 2009年08月29日
地球環境問題の説明ボランティアを続けている。
最初は、地球温暖化を中心に、諸問題を説明していたが(参考1)、池田清彦、養老孟司、槌田敦、武田邦彦らの著作を通じて、視点がすっかり変わってしまった。
いまでは、石油生産量の減耗と人口爆発が地球環境問題の本質と今は説明している。
石油生産量がすでにピークをうったという、ピーク・オイル説に出会ったときは衝撃を受けた。
さらに、20世紀初頭に15億人だった世界の人口が、現在、67億人、2050年には、91億人になるという。この人口爆発は予想以上のスピードである。
問題の学習過程(参考4)で、松井孝典と出会う。
地球環境問題の考察には、地球の歴史、宇宙の歴史を学ぶことが大切だと教えられる。
さらに、「人間圏」(松井の創出語)を構成して、エネルギー消費を野放図にしていることが問題の核心であるという松井の指摘に同感するようになった。
すなわち、産業革命以来、エネルギー消費のパターンがフロー消費型から、ストック消費型に変わったことが問題の拡大につながっているのだろう。(参考2)
そのエネルギー消費拡大を当てにして、人口爆発が起きている。
松井によれば、地球の人間の定員は80億人という。
産出可能な石油埋蔵量もあと40年と言われている。
前述したピークオイル説を信じれば、石油価格高騰が再び起こることになる。
こうなれば、ライフスタイルの革新しかない。
養老の言う、都市から田舎への生活地盤の移動が適切で具体的な方法だと私も思う。(参考3)
さらに、私は人間の時間感覚の変更も提案したい。
スローライフのすすめである。
いま、私はそのために、生活意識変革の方法を模索し始めている。
参考1:
海外お薦めサイト:地球環境問題編
http://www.asahi-net.or.jp/~hc2m-frn/comspot/siryositu3.htm
参考2:
21世紀はフロー型文明への転換こそが必要だ
http://eco.goo.ne.jp/business/csr/lesson/nov00.html
参考3:
養老孟司 『いちばん大事なこと』 集英社新書, 2003
参考4:
「地球環境問題を考える基本資料」
http://www.asahi-net.or.jp/~hc2m-frn/comspot/siryo.htm
最初は、地球温暖化を中心に、諸問題を説明していたが(参考1)、池田清彦、養老孟司、槌田敦、武田邦彦らの著作を通じて、視点がすっかり変わってしまった。
いまでは、石油生産量の減耗と人口爆発が地球環境問題の本質と今は説明している。
石油生産量がすでにピークをうったという、ピーク・オイル説に出会ったときは衝撃を受けた。
さらに、20世紀初頭に15億人だった世界の人口が、現在、67億人、2050年には、91億人になるという。この人口爆発は予想以上のスピードである。
問題の学習過程(参考4)で、松井孝典と出会う。
地球環境問題の考察には、地球の歴史、宇宙の歴史を学ぶことが大切だと教えられる。
さらに、「人間圏」(松井の創出語)を構成して、エネルギー消費を野放図にしていることが問題の核心であるという松井の指摘に同感するようになった。
すなわち、産業革命以来、エネルギー消費のパターンがフロー消費型から、ストック消費型に変わったことが問題の拡大につながっているのだろう。(参考2)
そのエネルギー消費拡大を当てにして、人口爆発が起きている。
松井によれば、地球の人間の定員は80億人という。
産出可能な石油埋蔵量もあと40年と言われている。
前述したピークオイル説を信じれば、石油価格高騰が再び起こることになる。
こうなれば、ライフスタイルの革新しかない。
養老の言う、都市から田舎への生活地盤の移動が適切で具体的な方法だと私も思う。(参考3)
さらに、私は人間の時間感覚の変更も提案したい。
スローライフのすすめである。
いま、私はそのために、生活意識変革の方法を模索し始めている。
参考1:
海外お薦めサイト:地球環境問題編
http://www.asahi-net.or.jp/~hc2m-frn/comspot/siryositu3.htm
参考2:
21世紀はフロー型文明への転換こそが必要だ
http://eco.goo.ne.jp/business/csr/lesson/nov00.html
参考3:
養老孟司 『いちばん大事なこと』 集英社新書, 2003
参考4:
「地球環境問題を考える基本資料」
http://www.asahi-net.or.jp/~hc2m-frn/comspot/siryo.htm